第21回世界ジャンボリーに兵庫県から派遣される日本派遣団第30隊のブログです。 We are Japan Contingent Troop 30, which will be sent to the 21st World Scout Jamboree(21WSJ) from Hyogo Prefecture, Japan.

2007年8月3日金曜日

Sunrise Day

8月1日(水)
今日はスカウト関係者にとっては特別な日。
100年前の今日は、B-Pがブラウンシー島で実験キャンプを始めた、記念すべき一日です。
この日はプログラムは終日お休みで、皆で「スカウト運動の誕生日」をお祝いする日です。
メインアリーナに早朝から集合してSunrise Ceremonyがとり行われました。
途中ブラウンシー島からの中継、そしてB-Pのお孫さんがステージに登場しセレモニーは盛大に行われました。
この日のために配布されたネッカチーフに、100人にサインを書いてもらおうという事で、会場内入り乱れてあちらこちらでネッカチーフにサインを書き込んでいきました。
午後からは、サブキャンプでFood Festivalということで各国が料理を用意してお祭りを。
私たちは29隊と合同でちらし寿司とそうめんを用意し、折り紙コーナーと書道コーナーと共に大盛況でした。
夜はメインアリーナでコンサートも開かれ、花火が打ち上げられました。

静かな湖畔の…

7月31日(火)
毎朝、食材の配給と共に配布されるジャンボリー新聞を"One Word"といいます。
この日の新聞に、なんと30隊のゲートを撮影した写真が掲載されました。
鳥居の形をして、両隅に提灯を掲げた「日本的な」ゲート。
サイトの玄関でもあるゲートが、まさか新聞に掲載されるとは思ってもいませんでしたが、
Splash!という場外プログラムで、Alton Waterという湖に出かけました。
カヤック、カッター、セイリング、いかだと多くのプログラムが用意されていて、隊員たちは事前に配布されたチケットと共にそれぞれのプログラムへと分かれていきました。
引率で付き添った指導者たちは、残念ながらプログラムを体験することができませんでしたが、広大な草原と大きな湖の景観に見とれて湖畔でうとうととシエスタを。
夜は、World Show Caseというサブキャンプでの催し物があり、29隊と共にトップバッターで「サムライソウル」を披露してきました。

Unknown Scout

7月30日(月)
朝、ある外国スカウトがサイトを訪れて隊員にデジタルカメラを届けてくれました。
彼はカメラを会場内で拾い、写真に写っている隊員の写真を頼りに日本のサイトを見て回ってくれたそうです。
100年前にイギリスで始まったスカウト活動の歴史において、その活動が全米に、そして世界中に広がるきっかけとなったあの有名なアンノウン・スカウトの逸話。
その精神が、1世紀を経た今でもスカウトの心にしっかりと根付いているんだということを実感し、朝からとても清々しい気持ちになりました。

Enjoy yourselves!

7月27日(金)
3泊4日のHoHo(Home Hospitality)が終了。Warringtonのスカウト、指導者の皆様に惜しまれつつも一路ジャンボリーの開催されるHylands Parkへ向かう。
会場には夕方に到着、ISTの案内によって無事にサイトへ到着後、設営。
7月28日(土) Opening Ceremony
ウィリアムズ王子がご臨席の中、4万人のスカウトが集結して盛大に開会式が催される。
世界スカウト旗が、前回開催地のタイからイギリスまで届いているのか、という少しコミカルな設定で盛り上がる。
夜は、開会式が催されたメインアリーナでコンサート。
多くのミュージシャンが登場し、メインアリーナがさながら巨大なディスコに変身。
7月29日(日) Starburst(場外プログラム)
3つのグループに分かれての終日場外での奉仕活動。
私が同行したグループは、障害児が生活する養護施設での清掃奉仕を行い、子供たちと短時間でしたが交流を行いました。
来年アグーナリー開催を控えた兵庫連盟としては、スカウトには大変貴重な経験になったのではないかなと思っています。
この日、期間中の8月2日に開催されるJapan Dayにおいて29隊・30隊が「サムライソウル」をWorld Scout Centreの日本ブースで演奏されることが決定し、スカウトに連絡がありました。
日程的にはプログラムが始まりましてタイトなスケジュールが続いておりますが、そんな状況の中でも参加隊員は自分のスタンスで、それぞれのWorld Scout Jamboreeを楽しんでいるようです。
まだまだ大会は続きますが、この調子で最後まで大会を楽しんでいただけたらいいなと、指導者一同は考えております。

このblogについて

このホームページ上のスカウト運動に関する事項は、ボーイスカウト日本連盟ホームページ「ボーイスカウト関係のホームページ開設」掲載に沿って、21WSJ日本派遣団第30隊の責任のもとに掲載しています。